みなさまの自治会などではトラブルなどありますか?
今回の記事ではうちの自治会でのトラブルの判例を記事に残しておきたいと思います☆
この記事がこれから自治会に加入する人や、自治会役員に任命された人の参考になればと願います(╹◡╹)
私は今回、自治会の会長をやっておりますが、やはり様々な報告・相談・連絡があります。
現在のうちの自治会の世帯数は70ほどで、その中でも自治会に加入していない世帯は1つだけです。
自治会についてインターネット検索などをしていると良く目につくのが「自治会に加入していない人と加入している人の間でのトラブル」ですが、うちの自治会ではそのようなトラブルは聞いたことがありません。
例えば自治会に「加入していない人はゴミ出しをするな」というのが典型例のようですね…
自治会未加入者はゴミステーションの管理費用支払いや清掃・当番などをしなくていいので、自治会加入者との間でその辺のことで揉めるみたいですね。
こんな事があるの??うちの自治会でのトラブル・相談の判例【自治会長備忘録】
では他にはどのような自治会のトラブルがあるのか?
ザックリ言うと、それは自治会の外とのトラブルです。
ゴミステーションの例は自治会地域の中でのトラブルですよね。
自治会の地域外とのトラブル判例がうちの自治会ではありましたので、その辺の内容を詳しくみていきます。
うちの自治会の地域の中に他の地域にお住まいの土地購入者がいらっしゃり、地域の清掃の事でトラブルに
私の自治会の地域の中に、他の地域にお住まいの土地購入者がいらっしゃり、地域の清掃時にトラブルになった。というケースです。
一体どういうこと??
という感じだと思います。説明していきます☆
どこの自治会でも年に何回か自治会に加入しているご家庭が協力して、地域の清掃活動を行なっていると思います。
その地域の清掃活動はうちの自治会では年に2回行なっております。
その際に、うちの自治会での清掃エリアに他の地域の地主さんの土地が含まれているのです。
そこで、勝手に清掃活動を行なってもよいか、その地主さんから許可を取ってから清掃活動を行なった方が良いのかどうなのかといった議論が頻繁に行われていました。(一部の自治会員さんの中で)
もしくは「その地主さん本人に清掃してもらうべき」「地主さんに来てもらって一緒に清掃するべき」「うちが手を出すべきじゃない」「なんでうちがやんなきゃならんの?」という意見です。
まぁ「ああ確かに」という意見でもあるのですが…
私個人の意見であれば、「そんなん勝手に掃除すればその地主さんも喜ぶじゃん…わざわざ連絡せんといけん??むしろこっちでやった方が早いわ」
と思っていたのですが、うちの自治会のご家庭の中には割と年配の方(上記を指摘する人は大体いつも決まっている)もいらっしゃり、その方の意見だと、「その地主に清掃してもらうべき」というものです。
というのも、毎年夏季にはその地主さんの土地から草が道路にはみ出たり、冬季には土地内の竹林が積雪によって竹が雪の重りで道路に垂れさがったりするのです。
以前にそのことで先ほどお話した自治会員の方が副会長になった際に、地主さんの住所に直接「嘆願書と現場の写真」を持って行ったことがあり、トラブルになりかけた判例があります。
私も今年から自治会長になり、その地主さんに地域の清掃行事の前に地主さんの清掃エリアの清掃許可を得るために連絡をしました☆
その際にその嘆願書の話を聞いたのですが、地主さんは不快に思ったらしく、その時は「土地持っとったらいけんの?」と言ったみたいです。
「重機入れて全部綺麗にするんだったらいっそのことなんか建てたろかいなと思った」と冗談で言ったと仰っていました。
私は「その地主さんの意見も分からんでもないなぁ」という感じでしたね。
まぁ重機を入れるのは極端だなと思いましたが(笑)
少しでも草木や竹が道路にはみ出している事を気にかけてたまに清掃・管理していることがうちの地域住民に伝われば、苦情みたいなものは出ないですからね。
地主さんはこう言いました。
「以前にも会長さんに話はしたんですが、草や竹は道路の邪魔であればそちらで自由に刈ってもらって結構です。私の方も出来たら時間がある時に刈っています。お互いに協力しましょう」と。
「あぁ以前に話をした時にそういう話になっていたんだ。」
「初耳だわ…自治会長になった時に引き継ぎがなかったな…じゃあそれでいいんじゃないの…?これで問題ないし、解決してるじゃん」と思いましたね…
穏便に揉めずに平和が1番ですからね。
そこで私はこう提案しました☆
「〇〇さんが宜しければこちらで自由に刈らせていただきますが宜しいですか?そちらも出来るときがあれば清掃・管理してくださる形で良いでと思います。あなたの言う通り、今後もお互いで協力しましょう。」
そりゃあ地主さんの方も度々その土地まで覗きに行って、草木や竹の整備もしんどいのでしょう。
どうすればトラブルがなく、平和に仲良く上手くやれたのか?
このようなケースは実際に大きなトラブルにはなってはいませんが、問題が大きくなってしまってもおかしくないような判例ではないかと思います。
この問題についてうちの自治会の地域住民は「土地所有者がきちんと自分の土地は管理すべきだ。」という考えの人もいれば、「自由に刈っていいならややこしくしないでこちらでやろうよ」という人もいると思います。
前者の意見は限られた方のみだと思いますが、前者に賛同する方は年配の方に多い気がします。
平和的な方向で『事を大きくすることなく』穏便に解決するなら後者の意見かなと私は思います。
だって地主さんが良いって言ってくれてるし、「お互いに協力しましょう」と仰ってくれていますからね。
問題は事を大きくしようとすることにあるように思います。
余程の問題ではない限り、時間もお金もかけてまで『事をわざわざ大きくする』必要があるでしょうか?
嘆願書を書く時間と写真を現像する時間や経費。更にそれを持っていく時間と手間。そして立ち会った相手の時間。
「自治会の地域の中でなんで他の土地の草木を切らないかんの?地主に切ってもらうべきだ!」という正義感もあったのだと思いますが。
そして『トラブルには感情は付き物』なので、怒りの感情もあったのだと思います。
地主さんの方も少しでも草木や竹が道路にはみ出している事を気にかけ、たまに清掃・管理していることがうち地域住民に伝わるような動きをしていれば、このような問題にはならなかったと思います。
自治会内でトラブルが発生して収集がつかない場合はどうすれば良いのか?
自治会や地域のトラブルなどで、どうしても収集がつかない場合は、行政に相談しましょう。
市役所では相談窓口があるようなので、そこに相談してみるのが良いと思います。
市役所であまり自治会のトラブルや問題に向き合ってもらえなかった場合は、弁護士に相談する方法もあります。
市によっては弁護士による無料相談の窓口などがあるため、そちらに相談してみるのもありでしょう。
あまり自治会長さんや副会長さんだけで悩み過ぎないようにしましょう。
まとめ: こんな事があるの??うちの自治会でのトラブル・相談の判例
今回はうちの自治会のトラブルの判例をご紹介いたしましたが、どうでしたか??
みなさまの地域の自治会でも様々な問題やトラブルがあると思います。
自治会の役員さんたちが頭を抱えているような判例もあることでしょう。
どうしても自治会だけでトラブル解決に繋がらないような場合は、先ほど紹介した市役所の相談窓口などを利用してみるのも視野に入れておきましょう。