今回は自治会の役員内でトラブルが起きた場合の判例を紹介します。
そしてその自治会役員内のトラブルを、どのように解決していけば良いかを解説していきます。
私はいま現在、自治会長を担っているのですが、これがなかなかしんどい。
休みの日は自治会の仕事に費やすような事はしばしばです。これがなかなか慣れない(笑)
自治会役員の中でも、やはりトラブルはあります。
役員を決める時はそりゃあみんな重役(自治会長や副会長)になりたくないので、集会所で新役員選考を行なった時はかなりピリピリとした空気でした。(持ち回りで新役員候補で集合して決めました)
うちの自治会は75歳までは自治会役員をやらされるので、自治会役員を決める会合の時に、高齢を理由に重役や班長を逃れようとする方も多くいらっしゃいます。
楽な仕事なんて自治会役員にはありません。実際にどの役員も1度なってしまうと自治会の行事には協力しないといけないので、行事ごとの度に招集がかかります。
自治会の役員会議も基本全員参加が普通のこと。
貴重な仕事が休みの日を自治会に時間を奪われるのは非常にきついですよね…
自治会役員内のトラブルはどう解決すれば良い??自治会トラブル判例【自治会長備忘録】
自治会役員内で一体どんなトラブルがあるというの??「今から自治会の役員になる予定だから知っておきたい!!」という人は参考にしてください。
自治会役員が新役員選出の時にトラブル発生!!
うちは先ほど冒頭で少し話した自治会役員を決める役員会でトラブルが発生しました。
やはり重役を担いたくないのは誰もが思うこと。
高齢の新自治会役員候補さんがこのように言いました。
「あたしはこの年だし、家庭の事情で役員をやるのは無理!!」と横柄な態度で言い出しました。
周りは唖然としましたが、最初は何も言えない方が殆どでした。
女性の方でしたが、自治会員の方で高齢ともなってくると、横柄な態度を通せるものなんですね。
そんな態度で言われたら、やはり人は嫌な気分になるものなんですよね…
そこで30代前半の若い男性新役員候補さんが「くじで決めるのが平等じゃろ」と一言。
激しく同意!!
初っ端から自治会役員での揉め事が発生するケースは少なくありません。
このあとは不穏な空気になりましたが、既に自治会長をやる事が決まっていた私がなんとかその場を収め、「一度あみだくじを引いてみて、当たってみてからその役員の仕事が自分に出来るかどうかはそこから考えましょう」と言いました。
新自治会役員はどうやって揉めずにトラブルなく決めるの??
こういう時は、やはり重役から「あみだくじ」で決めるのが1番平和に済みます。
実際に重役から「あみだくじ」で決めていきました。
そして重役さえ決めれば、あとは話し合いで役員を決めていっても良いし、そのまま「あみだくじ」でもOKです。
自分が引いてしまったのですから、仕方がない。諦めて覚悟を決める人が殆どです。
どうしても自分が当たった役員の仕事をやるのが無理なら、そこでまた丁重な口調で切り出して話し合えば良い。
超平等でいくならば「あみだくじ」が正当な選定方法です。
とにかく「あみだくじ」がかなりお勧め。
まとめ:自治会役員内のトラブルはどう解決すれば良い??自治会トラブル判例【自治会長備忘録】
結局、自治会は任意の団体ですので、自治会員だからと言って自治会の役員の仕事を強制をしてしまうと、自治会を嫌になって退会するケースがあります。
ですので、自治会役員の仕事を時間がなくてどうしても出来ないといった場合は、周りの役員でフォローし合う事が必要です。
誰もが家庭の事情や仕事の関係で自治会役員を満足に真っ当することは出来ないかもしれません。
そこは自治会役員同士で協力し合う事でなんとか任期まで乗り切りましょう!!
ただ、協力するに値しない役員がいた場合は、(仕事をしない人。仕事がひどすぎるケース)役員会議を開いて役員全員で話し合い、今後の対策を練る事をお勧めします!!(その仕事をしない役員の仕事を他の役員で分散するなど)
もちろん自治会役員内でトラブルが起こらない、起こさせないのが賢明です。
しかし、どうしても仕事を進めていく上で、役員の仕事のやる気がない人、仕事をしない人に無理やりやらせるのはしんどい時があります。
その場合はこちらでその人の仕事をやってあげるのも大切は解決方法です。
トラブルにならないよう、ケースバイケースで上手く、賢く対処していきましょう。