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自治会

自治会規約の改正方法を解説|自治会規約は改正できるのか!?【自治会長備忘録】




自治会の決まりごとというのは、みなさんそれぞれの地域の自治会で「自治会規約」というもので定められています。

 

自治会規約は歴代の自治会長さんや副会長などが集まり、自治会を立ち上げたと同時に当時の自治会員で作成されたものです。

 

しかし、時間の経過と共に、 自治会員は増減しますし、自治会の状況もそれに伴い変化していくので、自治会の規約も改正しなくてはならない事があります。

 

自治会の規約というものは、改正する事が可能なのでしょうか?

 

結論から言うと、自治会規約の改正は可能です。

 

ではどのようにして改正していけば良いのか?今回は、自治会規約の改正方法を現役自治会長の私が解説していきます。




自治会規約の改正方法を解説|自治会規約は改正できるのか!?【自治会長備忘録】

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それでは自治会規約の改正方法を早速解説していきます。

自治会規約改正の手順

まずは 自治会規約の改正の手順・流れを解説します。

 

•自治会の問題点が噴出する

•この問題点を変えたい。という声が大きくなる

•自治会長は自治会総会の開催を企画し、自治会規約改正に動く

•定足数半数以上を確保し、総会で問題点と改正案を出す

•改正案に対し、定足数の過半数が賛成した場合、自治会規約を改正する

•自治会規約の内容を回覧板などで自治会員全員に情報を流す

自治会規約改正までの流れはこんな感じです。

 

自治会規約改正の具体例を挙げる

ここで自治会規約改正の具体例を挙げておきます。

 

今回は自治会費の引き下げを例に挙げます。

 

【例】兼ねてより、自治会費が高すぎるという声が自治会内で度たび話が浮上している。少しでも自治会費を下げたい。現在の自治会費は月に1,500円。

【例】

•自治会費が月に1,500円は高すぎるという問題点噴出する

•自治会費を下げたいという地域住民の声が大きくなる

•自治会長は自治会総会の開催を企画し、自治会規約改正に動く

•定足数半数以上を確保し、総会で自治会費の引き下げ改正案を出す(自治会費を500円に引き下げる)

•過去のここ2〜3年の収支決算報告書(会計報告書)を基に現実として自治会費の引き下げが可能かどうかを検討する。

•改正案に対し、自治会費の引き下げが現実として可能と判断。定足数の過半数が賛成した場合、自治会規約を改正する

•自治会規約の改正内容を回覧板などで自治会員全員に情報を流す(いつからどのような内容で実行するかなど)

•自治会費が月に1,500円→500円への引き下げが実行される。

自治会規約改正の具体的な例を挙げました。このような流れで改正していきます。



まとめ:自治会規約の改正方法を解説|自治会規約は改正できるのか!?【自治会長備忘録】

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いかがでしたでしょうか?

 

今回は自治会規約の改正方法を具体的な流れに沿って解説しました。

 

みなさんの自治会の中でもやはり問題点や不満な点はいくつか存在すると思います。

 

その問題点は「面倒だから」「どうせ変えられない」「変に意見を言って目立ちたくない」という理由で野放しにしていては、その問題により自治会に所属し続けることが負担になったり、不満が大きくなっていくばかりです。

 

あなたが持っている自治会の不満は自治会員の中でも同じように多くの人が不満に思っているケースが多いことでしょう。

 

勇気を持ってあなたの自治会長や副会長に問題点の解決へ向けて、相談を持ちかける事が重要です。

 

「目立ちたくないので、匿名でお願いします。」と一言、自治会長にでも言っておけば、意地悪な自治会長でない限り、あなたの名前を晒すような事はしないでしょう。

 

自治会規約改正の必要がある場合は、きちんと話し合い、自治会規約改正に踏み切っていきながら、自治会を良くしていく姿勢が大切ですね。

 

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