こんにちは、自治会長ブロガーです。
自治会総会は年度末に一度は開催されるところが多いですよね。しかし、諸事情などにより、どうしても出席できない場合があると思います。
自治会総会とは、自治会に加入している地域住民が集会所などに集まり、自治会費などの経費の収支決算報告や、議題の話し合いを行い、自治会の方針を決める場です。
今回は、自治会総会を欠席する場合の委任状の書き方が分からないという方の為に、総会欠席の際の委任状の雛形を紹介します。
とりあえずネットでググればこの「委任状の雛形」はたくさん出てくるのですが、この記事が1番、誰にでも参考になるよう、頑張ってしっかり分かり易く紹介します!
自治会総会を欠席する場合の委任状の書き方|自治会総会委任状の雛形(ひながた)【自治会長備忘録】
冒頭でザックリ解説しましたが、もう一度しっかりと自治会総会についておさらいしておきましょう。
自治会総会とはどんなことをするの?
総会は、会員の総意で自治会・町内会の方針を 決定する最高議決機関です。 多くの自治会・町内会では、年1回、4月から5月に開催されます。 総会では、前年度の事業と決算、新年度の事業 計画と予算、役員選出などの重要事項について報告や提案を行い、審議と議決を行います。
うちの自治会では毎年に一度、年度末の3月に行われています。
自治会総会の委任状とはなに??
まず、委任状を書く前に委任とは何か?という事を解説しておきます。
事柄の実行や事務的な処理を他の人や機関に任せ、自分に代わってしてもらうこと。
そして、委任契約とは何か??
民法における委任(委任契約)は、当事者の一方(委任者)が法律行為をすることを相手方に委託し、相手方(受任者)がこれを承諾することを内容とする契約
ザックリですが、雰囲気はお解り頂けたと思います。オーケーです。
自治会総会では自治会の会員のみんなに物事を決める際や、承認してもらう際に3分の2以上(自治会によって異なる|あなたの自治会規約を参照してください)の自治会の会員の承認・決定が必要になります。
つまり、自治会総会を開催して、その内容が承認・決定されるのは自治会の会員の承認・賛成がないと無効とされるのです。
自治会総会成立には自治会のみんなの承認がないと成立しないということです。
それでは自治会の総会を欠席する際の委任状の書き方、雛形(ひながた)を解説していきます。
自治会総会の委任状の書き方|自治会総会の委任状の雛形(ひながた)紹介
自治会総会の委任状の雛形(ひながた)は以下です。
令和○年○月○日 委任状 ○○自治会 ○○会長殿 (本人) 住所 氏名
私は都合により、本総会の議決権を下記代理人に委任します。 記
(代理人) 住所 氏名
代理人が空欄の場合は、議長に一任したものとして扱います。 以上 |
これで問題ありません。ぜひ参考にして委任状を作成してみてください。
自治会総会の委任状の代理人の名前は誰の名前を書けば良い??
誰を代理人に立てるのが良いのか、はっきりと決まっているわけではありませんが、自治会長か、議長が無難だと思います。
まとめ:自治会総会を欠席する場合の委任状の書き方|自治会総会委任状の雛形(ひながた)【自治会長備忘録】
いかがでしたでしょうか??
今回は自治会の総会を諸事情などで欠席する際には、こういう委任状を書くんだよという内容の記事でした。
参考にして頂ければ幸いです。
なお、作成したものは自治会の会長や班長か、広報が自治会総会委任状の雛形を自治会のUSBメモリなどに保存して持っている場合もあるので、わざわざ作成しなくても良いかもしれません。
しかし、こういうものがあるという事を知識として知っておいても損はないと思います。
自治会活動は今後も長いですからね。