こんにちは、現役自治会長ブロガーです。
今回の自治会の記事では、自治会規約の力の強さと、結局は自治会を脱退すれば楽になるんじゃないの?という疑問を現実的かつ合理的な視点からお話します。
この内容は、自分がいまの自治会に入る前に聞いておきたかったな(笑)
自治会長になると色々と勉強するから、知識がかなり身につきました。知らぬは罪ですね。
3年前の僕はなんて無知だったんだ。【悲報】
自治会規約の地域住民に対する拘束力とは?|自治会を脱退すれば楽になる?【現役自治会長のブログ】
自治会規約はどの自治会にも存在するものだと思いますが、みなさんはきちんと隅から隅まで目を通した事がありますか?
自治会規約というものは、自治会の中でのルールがこの規約で定められているということですね。
自治会規約は自治会員であるなら、守るのが普通
当然ではありますが、自治会規約はみなさんは守っていますよね。
それが普通です。自治会規約に効力はしっかりとあります。
自治会に入ったということは、当然ながら自治会規約を承認している。ということにもなります。
では、その自治会規約に異議があった場合はどうします?
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「自治会費たかいwww」
「自治会役員報酬やすすぎwww」
「自治会役員の仕事おおすぎwww」
など。色々と不満や悩みが生じてきた時に、自治会規約を守り続けることがストレスになることってありますよね?
自治会規約は改正が可能
自治会規約というものは、昔から作られているものなので、当然アップデートされていないものもあります。
自治会発足当時に、先代さんたちがせっせと自治会規約をあーでもない、こーでもないと作成していきました。
いま風ではない自治会規約もあり、なかには日本昔話状態の自治会規約もちらほら。
いまの時代に合わない風潮であったり、違和感を感じるような自治会規約規定がちらほら。
その場合は、自治会規約の改正を行うことが可能です。アップデートしなきゃです。
自治会規約をアップデート(改正)する方法
どのようにしてアップデート(改正)していくのか?
それは、面倒かもしれませんが、アップデートや改正させたい内容を自治会総会にかけ、地域の自治会員の2/3以上の賛成を得ること。
1人だけの意見が通らないのは当然のこと。
みんなの意見が一致しないと余計に変な自治会になってしまいますよね。
自治会の総会できちんと合理的で生産性のある意見をまとめたものを、自治会の地域住民のみんなに聞いてもらい、賛成を得る。
それをみんなで吟味して、形にする。実際に改正に踏み切る。といった流れになります。
【自治会規約の改正方法】
1、意見をまとめる(資料を作り、紙面にまとめるのが良い) 2、自治会総会で提案する(議長に資料を読んでもらうでも良し) 3、自治会の会員みんなで吟味 4、2/3以上の賛成があれば改正が可能 5、自治会規約に改正内容を織り込む (紙面に残し、USBメモリなどにも保存) 6、回覧版で改正内容の情報を正式展開する 7、自治会規約改正完了 |
まとめ:自治会規約の地域住民に対する拘束力とは?|自治会を脱退すれば楽になる?【現役自治会長のブログ】
いかがでしたか?
自治会を良くしていくためには、自治会員の意見を取り入れながら、きちんと自治会規約を改正していく意志が必ず必要です。
もしいまの自治会に不満や意見があるなら、勇気を持って自治会総会などで意見を言う(もしくは自治会長に資料を提出して発表してもらう)ことが必要です。
もし自治会の総会でみんなの前で意見を言いづらいのであれば、あらかじめ自治会長などに自治会規約の改正の意見をまとめた資料などを提出し、自治会総会の議長に読んでもらう。でも良いんです。
方法はいくらでもあります。
行動しないのであれば、そのまま自治会規約に従うか、どうしても規約がいやであれば、自治会を脱退するしかありません。
自治会規約は自治会員への効力はもちろんありますし、従って当然です。
しかし自治会を脱退すれば、様々な悩みから解放されることでしょう。楽ですよ。
今回のブログが、自治会の運営に悩んでいる人や、現状の自治会規約に不満があり、改正したいと悩んでいる人の背中を押せたり、参考になれば幸いです。